炊飯器購入を検討した結果、代わりにホットクックを買ってみました。
実際にホットクックでご飯を炊いてみてわかった、メリット&デメリットと、そこから見えてきたホットクックを炊飯器の代用品として楽しく使えるであろう人物像についてお話しします。
【メリット】
- お米を炊く以外の調理ができる
- 普通においしく炊ける
【デメリット】
- 時間が経つと内鍋にお米がこびりつく
- 保温ができない
【お勧めしたいひと】
- 炊飯直後に全てのお米を内鍋から取り出せるひと
- 料理が苦手/作る時間がない、けど自炊したいひと
- 炊飯器を買いたい、1・2に当てはまるひと
【メリット】
- お米を炊く以外の調理ができる
ホットクックを炊飯器の代用として買う、最大の利点はこれです。
炊飯器で色々な料理ができるとはいえ、自動調理器として作られたホットクックにはかないません。
ホットクックがあれば、ご飯とおかずと、何なら汁物を1台で作れます。
- 普通においしく炊ける
炊飯器の代わりにホットクックを買うにあたり、一番懸念していたのは味でした。
結果、ちゃんとおいしいご飯が炊けました。
高級炊飯器の炊き上がりには負けるかもしれませんが、味にうるさいうちの彼も満足していたので、お気に入りのお米と好みの水加減を研究すれば、大抵の方には問題ないはず。
【デメリット】
- 時間が経つと内鍋にお米がこびりつく
ホットクックでご飯を炊く際の、最大の欠点がこちら。
炊き上がりサインの音を聞いたらすぐにほぐしてお米を移さないと、たちまち内鍋にご飯がへばりつきます。
わたしは、炊き上がったらすかさずお茶碗によそう+残りはラップで包んで対処しています。
そしてすぐにお鍋に水を張れば、洗う際はそんなに手間はかかりません。
- 保温ができない
公式メニューにも、炊飯時には保温機能を使わないよう書いてあります。
ホットクックに入れてふたを閉めておけばしばらく温かいままを保てそうですが、1の理由もありお勧めできません。
この点も、対処方法は1と同じく、すぐにご飯を取り出しておくこと。
電子レンジで温めてもそうそう味は落ちません。
【お勧めしたいひと】
- 炊飯直後に全てのお米を内鍋から取り出せるひと
慣れの話だと思うのですが、炊き上がり直後に全部のお米を取り出すのって、最初は少し面倒に感じます。
また、いつもいつも炊き上がり時間にお釜に張り付いていられない生活スタイルのひともいることを考えると、炊飯器ほど万人向けではないです。
- 料理が苦手/作る時間がない、けど自炊したいひと
ホットクックは、料理が苦でないひとや、お家ご飯を好まないひとには向きません。
自炊したいけれども、作る時間がないひとや料理が苦手なひとこそが価値を見出せます。
数万円かけてでも、楽して自炊したいひとがホットクックを買うと、炊飯だけでなく色々な料理も1台でこなせるのでとってもお勧めです。
- 炊飯器を買いたい、1・2に当てはまるひと
1に当てはまるひとにわたしが一番お勧めしたいのは、お鍋でお米を炊くことです。
場所は取らないし、炊飯器やホットクックより早いし、ホットクックよりこびりつきにくい。
ただお鍋の場合、コンロを一口占領しますし、火加減の調整が必要ですし、長時間お鍋から目を離すことができない。
お鍋で炊飯するのはハードルが高くて炊飯器購入を考えているひと。
そんなひとで1・2に当てはまるようでしたら、わたしは炊飯器よりもホットクックをお勧めします。