今まで日本で投資をしていたアラフォー女がアメリカにやってきました。
楽しみにしていたことの一つが、アメリカで証券口座を開くこと。
自分はアメリカだと無職無収入銀行口座ナシの駐妻ですが、投資に明るくない駐在夫が代理で資産運用していいよと言ってくれたので、さっそくCharles Schwab(チャールズシュワブ)で口座開設をしました。
その際、多少てこずったため、アメリカに引越したばかりの方で同じようなことが起きた際の参考になればと思います。
こちらのリンクからCharles Schwab(チャールズシュワブ)で新規口座を開くと、入金金額に応じて開設者が最大USD500のボーナスがもらえるそうです。
Charles Schwab(チャールズシュワブ)での新規証券口座開設に手間取った最大の理由は、アメリカに半年以上住んでいないことでした。
申請時に住所入力が必要なのですが、現住所に6か月以上住んでいない場合、前住所の入力が必要で、その欄にはアメリカ以外の住所を入力できない仕組みになっているためです。
Street Addressは日本の住所を英訳すればよいのですが、State/TerritoryのドロップダウンにはもちろんアメリカのState/Territoryしかなく、ZIP codeも日本の郵便番号を桁数が違うため、入力してもエラーが出てオンライン登録を先に進められないのです。
これがアメリカに半年以上住んでいれば、前の住所もアメリカ国内なので問題ないのですが…
この解決方法がWeb上見つけられなかったため、カスタマーサポートセンターに電話。
その結果言われたのは、現在アメリカ在住で半年前の住所がアメリカ国外の場合はWebのフォームが対応していないためオンライン登録は不可能(2021年2月現在)、とのことでした。
書類提出によってのみ口座が開設できると。
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この新規口座開設用の書類ですが、オンラインからのダウンロードができないため、Charles Schwab(チャールズシュワブ)に送ってもらう必要があります。
わたしの場合は、電話口のサポートスタッフが電話中にメールしてくれ、到着が確認できるまで待ってくれたのでスムーズでした。
わたし自身は経験していませんが、運転免許証を持っていなくてパスポートしか身分証明書がないひとも、この書類対応になるとかならないとか。
書類の中身は、オンライン登録時の記載内容とほぼ変わらないようです。
ただし口座未開設者の場合は、提出方法が窓口に持参か郵送かFAXか、しかありません。
メール提出は受け付けておらず、Webにアップロードする方法は口座開設者しか使えないそう。
わたしはおっかなびっくりFAXし、怖いのでカスタマーサポートセンターに受信できているかを電話で確認しました。
ちなみになぜこんなに何度も電話することになったかというと、サポートセンターへの問い合わせ方法はチャットか電話かを選べるのですが、チャットでは細かい相談事には対応してくれなかったからです。
チャットで問い合わせても「その件はこちらではお答えしかねるので、担当の部署に電話してください」的に丁寧に電話に誘導されました。
Amazonだとチャットだけで完結することが多いのですが、お金の話だと勝手が違うのでしょうか。
電話のカスタマーサポートセンターのスタッフは、いつも丁寧に優しく対応してくれました。
わかりにくかったことといえば、口座開設完了前なのに、個人認証のため口座に入金している大体の金額を教えてください、と聞かれたこと。
聞き間違いかと思いましたが、まだ口座には何も入れてないというか入れられない状況なんですけど??と伝えたところ、「そうそう、それで大丈夫です。確認のためとはいえちょっとトリッキーな質問ですよねー」と笑いながら返されました。
全ての書類提出が済むと、Charles Schwab(チャールズシュワブ)から郵送で届く口座番号を使って口座開設完了。
口座番号は郵送されるまで待たずに電話で問い合わせることも可能です。
あとは銀行口座を紐づけて、入金して取引ができるようになります。
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アメリカ居住歴が短くてオンライン申請がうまくいかず手間がかかりましたが、カスタマーサポートセンターに助けられてそれほどストレスを感じずに開設までこぎつけました。
日本で証券口座を複数開いた際も、各社多かれ少なかれつまずくところがあったため、アメリカだからとっても面倒!ということはない、という印象です。
アメリカに半年以上住んでいて、働いていて、SSNと免許証を持っている方だったらもっとスムーズだと思います。
アメリカに居住中で証券口座を開きたいけど面倒そう、としり込みしている方の参考になればうれしいです。