夫のアメリカ駐在についてきて、ペンシルベニア州で駐妻をやっているアラフォー妊婦です。
夫の車は保険の関係で夫しか運転できないため、アメリカに来て半年は自分の車なしで生活していました。
ですが、大都市住まいではないので公共交通機関は発達しておらず、車社会で徒歩数分も歩けば歩道が文字通りなくなり車道しかなくなるため、自力で行けるのは近所のスーパーのみで、妊婦なのに病院にも一人で行けない。
さすがに不便を感じていたところ、アメリカから引っ越すことになった同州在住の駐在家族から車を買えることになったので、その手続きを書き残そうと思います。
※2021年6月現在、ペンシルベニア州在住者同士がペンシルベニア州で登録された車を個人売買した際の話です。
《プロセス》
- 車を確認後に金額を話し合い、購入決定
- 諸費用をどちらが負担するか、どのように支払うか決定
- 必要書類を双方揃える
- Notary Publicかauthorized PennDOT agentのオフィスに双方で行き、手続きする
- ナンバープレートを付け替え、権利の書き換えが済んだ証明書を郵送で受け取る
- 車を確認後に金額を話し合い、購入決定
金額はKelley Blue Bookと売主さんが中古車販売店に査定してもらった金額を基に両家で話し合いました。
ありがたいことに、中古車屋さんに売るよりも安い金額で譲っていただけることになりました。 - 諸費用をどちらが負担するか、どのように支払うか決定
わたしたちの場合、購入代金と諸費用のすべてを買手の我が家が払いました。購入代金は日本円で日本の銀行間で振り込み、Notaryで払う以下の諸費用はその場で支払いました。A) Sales Tax: 4で提出する書類に書く購入金額の6% (ペンシルベニア州内でも一部地域は7または8%)。本来的には購入側が負担するもの。
Gift(購入ではなく、無料で進呈)扱いであればかかりません。Gift扱いだったり購入金額が市場価格とかけ離れていたりすると、手続き時に色々聞かれることがあるそう。
B) Title Fee: 55USD
C) Registration Fee: 30USD
D) 書類手続き費用(だったと思う): 43USD
E) Service fee: A-Dの10% - 必要書類を双方揃える
《買い手側》
– ペンシルベニア州の免許かフォトID
– 自動車保険の証書 (事前加入必須)《売り手側》
– Certificate of Title for a Vehicle (権利変更時に記入が必要ですが、無記入で持参しNotaryで説明を受けてその場で記入しました。双方の名前とサインを書くだけでした)
– 走行距離 (Notary到着時にメーターの写真を撮り、Notaryで見せたらあちらで書類に記入してくれました)
– ペンシルベニア州の免許 - Notary Publicかauthorized PennDOT agentのオフィスに双方で行き、手続きする
わたしたちが行ったNotaryオフィスは現金かCashしか受け付けていなかったので、現金を持っていきました。
新しいナンバープレートはその場でもらえました。まずは仮のナンバープレートが発行されるのかと思っていたのですが、正式なモノがすぐに受け取れたので拍子抜け。 - ナンバープレートを付け替え、権利の書き換えが済んだ証明書を郵送で受け取る
新しいナンバープレートに付け替えたら、古いナンバープレートは元の持ち主が別のVehicleに付け替えるか郵送でPennDOTに返却します。
古いTitleはその場でコピーをもらえました。
新しいTitleは2週間程度で買い手側に郵送されるとのことでした。
AAAで手続きすると楽だと事前に聞いていたのですが、双方AAAの会員でなかったため、近くのオフィスに行ったらあっさり済みました。ご参考になれば幸いです。