2020年7月4日、コロナが収束しないなか入籍した、アラフォー一人暮らし女性です。
同居ナシ・結婚式ナシで、本籍地がそれぞれの住民票所在地から離れている2人が婚姻届を休日に提出しました。
入籍・改姓手続きを経てわかった、必要な手続きと手順をシェアします。
《こうしたらよかった点とその理由》
改姓する側の住民票がある役所に婚姻届を提出すれば良かった。
改姓手続きでまず必要になる、住民票・マイナンバーカードの苗字変更に時間がかかるため
《学んだ点》
- 役所関係で必要なアクションは電話で事前に役所に問い合わせるのが確実
- デザイン入りの婚姻届は本当に受理してもらえる
- 本籍地でない役所に婚姻届を提出する場合、本籍地でない側の戸籍謄本が必要
《婚姻届提出前〜改姓手続きで行ったこと》
※どちらの本籍地でなく、かつ、改姓する側の住民票がない役所に婚姻届を提出
※提出したのは土曜日のお昼12時頃
- それぞれの戸籍謄本入手
彼がマイナンバーカードを持っていないのでコンビニでの入手ができず、コロナ真っ盛りの時期に遠方の小都市に郵便で依頼したところ、約3週間かかりました。 - 新しい姓の印鑑購入
大型文房具店でその場で彫ってもらい、約30分で完成。銀行印兼実印として1本+シャチハタ1本を用意しました。仕事でシャチハタを使わないので不要かとも思ったのですが、一応。 - 記入済みの婚姻届に保証人の署名捺印をもらう
両家それぞれ別日にお願いしに行ったので、合計2日かかりました。保証人も本籍地の記載が必要なことを訪問前に伝えておくとスムーズだと知りました。 - 入籍後の改姓手続きに必要なアクションを役所に問合せ
①新しい本籍地になる市役所、②住民票がある区役所、③婚姻届を提出する区役所の三か所に電話しました。
①で新しい戸籍謄本の入手方法(パスポート改姓手続きのため)を、②でマイナンバーカード/住民票/印鑑登録の改姓方法、③で最速でマイナンバーカードと住民票の改姓手続きを行うために必要な婚姻届受理証明書の入手方法を聞きました。
Web上の情報のみだと不安なので電話したのですが、Webだと曖昧にしか載っていない情報を聞けたので、大正解でした。また、入籍後に実際に窓口に行ってみたら電話と違うことを言われた際に、電話での回答と異なる旨を伝えたらスムーズに事が運ぶ場面も複数回ありました。 - 役所に婚姻届を提出
修正・追加作業やら簡単な説明やらを受けて、約20分で終了。 - 婚姻届受理証明書を入手
翌営業日の11:00前に婚姻届を提出した区役所に行って入手しました。この時点で新姓の身分証明書がないため、夫婦両方の生年月日・新旧の本籍の口頭確認をもって本人確認がされました。
最初、新姓の身分証明書がないなら発行できないと言われ、ないから受理証明書をもらいに来てるんです!とけんか腰になりかけました。婚姻届を提出した際に、引換券でもくれたらいいのにな。なお、住民票のある役所に婚姻届を提出した場合や、すぐに改姓手続きをしなくてもよい場合はこの作業は不要です。
前者の場合は、同じ役所内で婚姻届受理→住民票の改姓と進みます。後者は、婚姻届を提出した役所が、住民票や本籍のある役所に郵送連絡し、受領側の役所の手続きが済むまで待ってから自分が動けば大丈夫。長くても一週間程度で済むようです。 - 住民票のある区役所に行ってマイナンバーカード/住民票/印鑑登録の変更
複数窓口を渡り歩くことになり、二時間以上かかりました。最初の窓口のひとには、婚姻届受理証明書があっても新姓の身分証明書がないと各種変更はできないと言われ、電話で言われたことと違う!と噛みつきそうになりました。 - 各所改姓手続き
7で新姓の身分証明書が入手できれば、後はそれらをもって各所改姓手続きを進められます。入籍して約一か月経ちますが、完了にはまだまだ時間がかかりそうです。
入籍から改姓手続きまでざっとご紹介しましたが、やり直せるのなら、改姓する側の住民票がある役所に婚姻届を提出したいです。あと、面倒でも気になったら事前に電話問い合わせをしたほうがいいです。コロナの関係もありますが、ネットに載っている情報だけだと不十分なことがちょこちょこあったので。